歯のマメ知識
2016/05/25
親知らず(智歯)のリスク
盛岡市 本宮 ゆいとぴあ歯科医院です。
大人になってから生えてくる親知らずは第3大臼歯の俗称で、だいたい17歳から30歳くらいの間に生えてきます。全く生えてこない人もいれば、多い人では上下4本の歯が生えてくる人もいます。 親知らずが生えて来る頃には上下の歯が全て生えそろっているため、歯が生えるスペースが残されていない場合が多く、斜めや横向きに生えてきたり、全部が生えきらず一部だけしか出ていない場合があります。こうなると歯並びが悪くなったり、歯が磨きにくくなるために虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。また歯の間に食べ物がたまりやすく炎症を起こすこともあります。 まっすぐ正常に生えてくる親知らずならそのままはやしておいてかまいませんが、他の歯に影響がでたり歯茎に炎症が起こりやすくなる場合は、抜歯したほうが歯の健康の為には良いと言えます。 他の歯の場合と抜き方は同じですが、生え方に問題がある場合には抜くのが難しくなります。歯肉を切って抜かなければいけなくなることもあるので、歯科医と良く相談して場合によっては設備の整った病院で抜歯をしたほうが良いことがあります。 生え方に問題がない場合でも、口の奥にあって歯ブラシが届きにくいので通常よりは念入りに歯磨きなどの手入れをしたほうが良いでしょう。
2016/05/07
親知らず(智歯)と年齢の関係
親知らずと年齢の関係については、2つの視点から見ることができます。
1つは何歳位から生え出して来たのか、もう1つは何歳位から口腔内に影響を及ぼして来たのかという観点です。一般的に名前の由来にもなったように親知らずは思春期の終わりから20代位で生え出します。もちろん全く生えてこない人もいますし、50歳を超えてから生えてくる方もおられます。
しかし、生えてきた年齢に関してはあまり重要ではないように思えます。それよりも、親知らずが何歳から口腔内に影響を及ぼして来たのかが重要であると思います。影響を及ぼすと言う点では、良い影響よりも悪い影響の方がほとんどです。顎の痛みや、歯の痛み、虫歯など様々な悪影響が挙げられます。
そして、口腔内に悪影響を及ぼす年齢は人によって様々なようです。根本的に治療としては抜歯が最も効果的なので、何か悪影響があった場合は、口腔外科では抜歯を推奨される事がほとんどですが、どのタイミングで抜歯すれば良いかと言うと、悪影響を及ぼしてからではなく、生えてきたら出来る限り若いうちに、抜歯してしまった方が良いようです。その理由は抜歯する事により、その後の歯並びに影響する事も考えられるので、回復力の強い若いうちにという事のようです。
月別アーカイブ
- 2019年2月 (1)
- 2019年1月 (2)
- 2018年12月 (2)
- 2018年11月 (1)
- 2016年11月 (2)
- 2016年10月 (3)
- 2016年9月 (2)
- 2016年8月 (3)
- 2016年7月 (2)
- 2016年6月 (1)
- 2016年5月 (2)
- 2016年4月 (3)
- 2016年3月 (5)
- 2016年2月 (3)
- 2015年8月 (1)
- 2015年7月 (4)
- 2015年6月 (3)
- 2015年5月 (3)
- 2015年4月 (3)
- 2015年3月 (4)
- 2015年2月 (4)
- 2015年1月 (4)
- 2014年12月 (4)
- 2014年11月 (3)
- 2014年10月 (3)
- 2014年9月 (3)
- 2014年8月 (3)
- 2014年7月 (3)
- 2014年6月 (4)
- 2014年5月 (3)
- 2014年4月 (8)
- 2014年3月 (5)
- 2014年2月 (4)
無料メール相談
ゆいとぴあ歯科では、随時メールでのご相談を承っております。
お気軽にお問い合わせください。
・診療の合間を見て、ボランティアで行っていますので、恐れ入りますが、近県以外の方のご相談はご遠慮下さい。
・※は入力必須項目です。
予約についてのお問い合わせは、お電話にてお願いします。このメールフォームでの予約変更・キャンセルについてはお受けいたしかねますのでご了承下さい。
-
-
〒 020-0866 岩手県盛岡市本宮6-11-10
TEL:019-631-2222
FAX:019-631-2000
・杜の大橋を通る場合
・太田橋を通る場合
・盛南大橋を通る場合
・盛岡インターチェンジ方面から
・4号線、仙北町方面から




